旅のストーリー

海に入る、入らないはその時の気分に任せればいい。
南の島で、ただひたすら海を眺めながらゆったりと一日を過ごしたい、そんな想いにかられる人は多いはず。
海を静かに眺め、定期的なリズムで押し寄せる波の音に耳を傾けていると、
日頃のしがらみや悩みが少しずつ洗い流され、
気持ちがどんどん落ち着いていくのが分かる。もちろん、海のそばにありさえすればいい、というわけではない。
そこから眺める海の色、波の穏やかさ、先へと続く砂浜の曲線、朝焼け・夕焼けの景色・・・・
欲を言えばキリがない。
だが、そんなリクエストを全て満たしてくれる部屋に出会えた時の感動は、何とも言えないものだ。
エアコンが完備されていても、日中それを使うのは野暮というもの。
部屋の窓を広く開けて、海の音、海からの風を感じてほしい。
清冽な空気が部屋に吹き込み、活発に飛来する鳥達のさえずりが辺りを包み込む早朝の風景、
直射日光を反射する海の輝きが嘘のように静まりかえる夜の風景。
同じ海の音、同じ海からの風であっても、表情は全く違う。