1万3000個以上の島々によって東西に広がるインドネシア諸島。その中ほどに、バリ島がある。島全体に渡って絵のように美しい水田が広がり、点在する村落を見守るかのように、標高3142mの霊峰、グヌン・アグン山（標高3,142 メートル ）が聳え立つ。
　インドネシアは世界最大のイスラム教国家であるが、バリ島はそのなかでも珍しい、ヒンドゥー教の色彩が強いエリア。双方の伝統的な生活、文化、風景が溶け合いながら生み出されてきた雰囲気は、この伝統的バリ風建築に囲まれたマタハリ・ビーチリゾート＆スパでも、存分に味わうことができる。
　世界屈指のリゾートエリアであるバリにおいても、まだまだベールに包まれている部分の多い、バリ島北西部プムトゥランに位置。火山島ならではの漆黒の溶岩によって形作られた海岸の景色は、不思議な南国情緒を醸し出す。北に目を向けると、ジャワ海に昇る美しい日の出が、南に目を向けると、空に向かって屹立する奇岩が目に飛び込んでくる。「マタハリ」とは古代インドネシアで使われていた「日の出」を表す言葉。ホテルのロゴにも、太陽がシンボルとして使われているほど。このホテルを訪れる時は、日の出・日の入りの絶景を、ぜひ楽しみにしてほしい。
　島南部の中心都市・デンパサールからは、ヘリコプターや民間機で30分。ホテルのリムジンに乗って、島の風景をゆっくりと味わいながら車で向かう方法もあるようだ。バリに降り立ち、この隔絶された地上の楽園に向かうところから、魅惑の旅はスタートしている。

【ROOM】
全３２室（全てコテージタイプ）
◆ガーデンビュー（50平方メートル）：20室
◆パノラマビュー（50平方メートル）：6室
◆デラックス（75平方メートル）：4室
◆スーパーデラックス（100平方メートル）：2室

【RESTAURANT】
◆デウィ・ラモーナ
東洋と西洋の料理を独自に融合させ、マタハリビーチリゾートならではの味を創造しているメインダイニング。食材に対する徹底したこだわりは、自家菜園や鶏の自家飼育にも表れている。
◆ビストロ・レオンビーチ
ビーチのリラックスした雰囲気を満喫しながら、ゲストの目の前で、バリの郷土料理が調理される。作りたてのサンセットカクテルを手に、波が打ち寄せる音に耳を澄ますのも一興。
◆プライベートディナー
海に面したロマンチックパビリオンにて、プライベートディナーをアレンジすることが可能。メニューやサービスでも、ゲストの意向に最大限に応えてくれる。
◆ワヤン・カクテルバー
夕食の前後にゲストが集まる、賑やかな憩いの場。クラシックなドリンクから、新鮮な材料だけを使って作られるフルーツカクテルまで、幅広いメニューを用意。

【SPA】
　古代インドネシア・バリ王室の水の宮殿をモチーフにした「パルワティ・スパ」。光に満ちた熱帯の庭園に足を踏み入れると、落ち着いた水のせせらぎがゲストを迎え、辺りには魅惑の花・ファンギパニの香りが漂う。
　文化面・精神面で強い関係を持つインドをルーツに持ちつつも、伝統的なバリのヒーリング技術を融合させ、「自然との調和」を基本にした贅沢なオイル・エッセンスが使われるケア。複数のマッサージ師による筋肉・神経への刺激によって血液の循環を改善させ、ストレスからの解放・身体のバランスの調整を図る「ロイヤル・バリ・マッサージ」や、バリの王族に伝えられてきた結婚の準備にならって、身体全体の美しさ・エネルギーを高めるための神秘的な施術が受けられる「ロイヤル・パルワティ・スパ」も圧巻。

【SNORKELING＆DIVING】
　ホテルの海辺からほんの200メートルも行けば、長さ約10kmに及ぶ、手付かずの岩礁がある。そこは熱帯の魚、そしてサンゴ礁の宝庫。シュノーケリングやダイビングにも最適のエリアになっている。さらにボートで50分ほど行った場所には、ダイバーたちの憧れの島、ムンジャンガン島がある。辺り一面のサンゴ礁はもちろん、ジンベイザメやエイ、海亀など、潜るたびに、新たな出会いが待ち受けている。

【RATES】
USD 205.00 - USD 484.00（USD：米国ドル）
ルームタイプ、宿泊日によって変動します。別途お問い合わせ下さい。

【CONTACT】
Matahari Beach Resort & Spa
P.O.Box 194 - Pemuteran, Singaraja
Bali, Indonesia
Phone: +62-362-92-312
Fax: +62-362-92-313