- ホテル(日本語表記)
シャングリ・ラ・フィジアン・リゾート&スパ
- オセアニア・南太平洋/ フィジー / ヤヌサ島
- ホテル(英語表記)
- Shangri-La's Fijian Resort & Spa
- Yanuca Island/Fiji Islands/Oceania & South Pacific Ocean
- 予約・空室紹介
- 予約・空室情報はこちら
フィジー本島随一のコーラルリーフに囲まれた1島1リゾート
タヒチ、ニューカレドニアと並ぶ、南太平洋の三大楽園のひとつ、フィジー。本島であるビチレブ島にとどまらず、ママヌザ諸島・ヤサワ諸島をはじめとする数多くのリゾートアイランドや、太古の自然を今にとどめるバヌアレブ島・タベウニ島など、その領域内に数多くの珊瑚礁の楽園を抱え、神秘の山々と濃緑の原生林、どこまでも広がるマングローブ、大迫力のダイビングスポットに至るまで、ゲストを日常の喧騒から解き放ってくれる全ての要素が揃った南国の理想郷と言っても過言ではないだろう。
成田空港からフィジー・ビチレブ本島の西に位置する空の玄関口・ナンディへは、週3便出ているエア・パシフィック航空の直行便で約9時間。アジアを代表するラグジュアリーホテルチェーン「シャングリ・ラ」が展開する南洋ビーチリゾートの中核「シャングリ・ラ フィジアンリゾート&スパ」までは、サトウキビ畑に囲まれた風情豊かな一本道「クイーンズロード」を1時間ほど南下することになる。ライトブルーの海に囲まれた美しい海岸線、サトウキビを運ぶシュガートレインが走るのどかな線路を横目に見ながら、時々あらわれる小さな集落の牧歌的な風景、アップダウンを繰り返しながら丘を越えていくひとつひとつの光景が、まるで映画のワンシーンのなかにいるような心地よさを演出してくれる。
最後の丘の頂に差しかかると、視線の先には、ビチレブ本島とぴったり寄り添うように浮かぶ小島が見えてくる。このヤヌサ島がまるごとひとつのリゾートになったのが、「シャングリ・ラ フィジアンリゾート&スパ」なのである。透明な潮の流れを眼下に見ながら専用の橋を渡ると、その瞬間からすでに、魅惑的なリゾートライフが始まる。
小島とはいえ、13万坪に及ぶ広大な敷地。ハート型の地形をたくみに生かして様々な施設が点在し、まずはそのスケールに圧倒されるのが常だが、島の周囲を取り囲む美しい珊瑚礁の海、丁寧に整備された庭園の趣をかみしめながら、時間をかけて散歩をしてみるのも至福のひとときになる。ホテル棟も、鳥が翼を広げるように、長い距離に渡って連なっており、それにともなって、プールやプールサイドレストランの拠点も3ヶ所あまり設けられ、美しい曲線美を持つラグーンプールのアクティブな雰囲気や、シンプルで落ち着いた空気感を持つタカリプールなど、それぞれが違った個性を持っているのも、ゲストにとっては嬉しいところだ。
白砂のプライベート空間「ラグーンビーチ」に限らず、海に目を向ければ、まるで海底から湧き上がるように生き生きとその存在を主張する珊瑚がはっきりと目に飛び込んでくる。海の色がまだら模様に見えるのは、多種多様な珊瑚が複雑に折り重なっているため。目と鼻の先には、環礁へと打ち寄せる外洋の波が、優しげな白い波筋を立てている。
島をぶらつく愉しみは、これだけにとどまらない。遥か彼方の水平線をバックに、緩やかな傾斜を生かして空へとのびあがるように建てられたチャペルは、ここでウェディングをせずとも、限りない幸福感に包まれる場所。島の端にある「シェルマーケット」は、貝細工のアクセサリーを販売する場所だが、地元の職人さんたちの憩いの場所にもなっており、さながらリゾート内にできたフィジアンコミュニティのよう。オーダーメイドも可能であり、自分のイメージに沿って、オリジナルアクセサリーをつくってくれる。
部屋は全室が、広々としたテラスの付いたオーシャンビュー。朝から晩まで、爽やかな風が部屋にすべり込み、透明度抜群の美しい海と太陽、そして満点の星空による絶妙なアンサンブルを体感できる。木のぬくもりをシックに生かしつつ、都会的で洗練された調度品をバランスよく配置しているセンスにも脱帽。長い滞在でも飽きない工夫があちこちに施されている。
また、何と言っても最大の注目は、07年10月にオープンしたCHI「氣」スパビレッジであろう。シャングリ・ラを代表するスパブランドでもあるCHI 「氣」スパの新たな方向性が、このシャングリ・ラ フィジアン リゾート内に完成したスパビレッジに凝縮されていると言えよう。花のエッセンスがふんだんに取り込まれたアロマセラピーから、本格的なボディマッサージ、フェイシャルまで、コーラルリーフの絶景を目のあたりにしながら、心身ともに最高の癒しをもたらしてくれる、スパ一色のリゾートライフが待ち受けている。
レストランの水準にも徹底的にこだわるシャングリ・ラだけに、滞在中の食事も最大限に期待をして問題はない。その中核を成す「カレヴ・レストラン」では、オーストラリア・モダンを体現したクリエイティビティ溢れる料理が待っている。絶品のアジアンシーフードを味わえる「タカリテラス・レストラン」とともに、セミフォーマルで落ち着いたディナータイムを過ごしてみたい。もちろん、カジュアル・レストランも充実。リニューアルを終えた「ラグーンテラス・レストラン」から眺める景色は食事を一層ロマンチックに彩り、ラグーンプール脇の「ビーチバー&グリル」では、活気溢れるオープンキッチンからボリューム感抜群のアラカルトが供される。夜、幾本ものトーチが幻想的な情景を演出してくれる「ゴールデンカウリ・レストラン」も、見逃せないレストラン。フィジーの伝統的な蒸し料理「ロボ」は、代々受け継がれてきた火渡りの儀式「メケショー」とともに。週に一度しか体験することのできないこの組み合わせは、専用のスペースで催され、ごくありがちなリゾート向けのショーとは一線を画す、本場の情熱の宴となる。またその他にも週2回、ファイヤーダンスを含む南国ならではの踊りを観賞できる「ポリネシアンショー」も開催されているので、滞在中ぜひ一度は楽しみたい。
コーラルコーストと呼ばれる、美しい海岸線が数十キロにわたって続くビチレブ島南岸において、その魅力が一段と凝縮されたリゾート。長めの休みをとって、ただひたすら、この素晴らしい景色に身を委ねてほしい。
【ROOM】
全442室
◆ラグーンビュールーム(32平方メートル):110室
◆ラグーングランド(32平方メートル):22室
◆オーシャンビュールーム(32-36平方メートル):166室
◆ファミリールーム(36-43平方メートル):89室
◆オーシャン・プレミアルーム(40平方メートル):11室
◆オーシャン・デラックスルーム(33平方メートル):22室
◆エグゼクティブ・スイート(62-81平方メートル):12室
◆2ベッドルーム・ビーチブレ(106平方メートル):4室
◆1ベッドルーム・プレミア・オーシャンブレ(131平方メートル):6室
【RESTAURANT】
◆Kalevu Restaurant(カレヴ・レストラン)
パシフィックリムをベースにしたバラエティ豊かな創作料理を提供。
◆Takali Terrace Restaurant(タカリテラス・レストラン)
コーラルコースト随一のシーフードは絶品。カレヴ・レストランと並ぶシャングリラ・ズ フィジアンの二枚看板。
◆Beach Bar & Grill(ビーチバー&グリル)
広大なラグーンと賑やかなラグーンプールを見渡すカジュアルダイニング。
◆Golden Cowrie Restaurant(ゴールデンカウリ レストラン)
本格的ステーキハウス、新鮮な魚介類のグリルも味わえる。
◆Lagoon Terrace Restaurant(ラグーンテラス・レストラン)
広大なラグーンビューを誇る「ラグーンビューウィング」と「オーシャンビューウィング」の間に位置するダイニング。ビュッフェスタイルの食事も楽しめる。
◆Cafe Coral(カフェコーラル)
水平線を望むインフィニティプールに面した、大人の空間。
◆Black Marlin Bar(ブラックマーリン バー)
◆Bilo Bar(ビロ・バー)
【SPA】
◆CHI「氣」スパ
2007年10月、シャングリラのオリジナルスパブランドCHI「氣」スパがオープン。規模・格式ともにフィジー随一を誇る究極のプライベートスパ。「氣」は伝統的な中国の哲学において「健康と活力を支配する生命の源」と考えられている。健康な人ほど体内の氣が自由に流れていると言われており、エクササイズ、ストレッチ、マッサージ、ハイドロセラピーを通じて心までも開放させることにより、自然治癒力を高め、「氣」のバランスを整える。ヒマラヤや中国に伝わるヒーリングセラピーを元とした各種トリートメントは、ハーブ、スパイス、フレグランスオイルの香りとセラピストの直感的かつ繊細なタッチによって、時間を忘れるほどの深いリラクゼーションへと導いていく。心と体に活力を与え、本来の自らのエネルギーを取り戻すCHI「氣」スパで、トリートメントの真髄をぜひ体感してほしい。
【RATES】
USD 306.00 - USD 1,500.00 (USD:米国ドル)
ルームタイプ、宿泊日によって変動します。別途お問い合わせ下さい。
【CONTACT】
Shangri-La's Fijian Resort & Spa
Yanuca Island
Cuvu, Sigatoka
Fiji Islands
Phone: +679-652-0155
Fax: +679-650-0402
参考サイト(0)
参考サイトURL: http://www.resorre.com/mt/mt-tb.cgi/92
ゲストレビューする